今日の米国株

ダウ先物は下落。サンタクロース・ラリーは続くか?

2024年12月25日、クリスマス休暇中の市場の動きは限定的で、ダウ・ジョーンズ先物は小幅に下落しましたが、ナスダック先物はわずかに上昇しました。

クリスマス前の株式市場は力強い上昇を見せ、特にナスダックは過去最高値を更新し、S&P500は6,000ドルを突破しました。

ダウ先物の動きと市場状況

クリスマス休暇中の水曜夜、ダウ先物は0.01%下落。

一方で、S&P500先物、ナスダック100先物はわずかに上昇しており、ハイテク株を中心に市場の強さが引き続き注目されています。

10年債利回りは4.59%に上昇し、ビットコインは再び98,000ドルを超える水準に達しました。

エネルギーセクターやETFも堅調に推移しており、市場全体としては明るい兆しが見えています。

ただし、夜間取引の動きが次の市場セッションにそのまま反映されるわけではないため、引き続き注視が必要です。


注目銘柄:エヌビディア(NVDA)とテスラ(TSLA)

エヌビディア(NVDA)

エヌビディア株が火曜日に 0.4%上昇し、140.22ドル を記録。

  • 12月17日の安値 126.86ドル から 10.5%回復し、短期下降トレンドをブレイク。

AI関連チップ需要の高まりが株価上昇を支える要因。

  • 50日移動平均線を突破した点が注目されている。

146.54ドルを買いポイントとする浅い二番底パターンが形成されつつある。

  • 投資家にとって魅力的なエントリーポイントの可能性。

ただし、さらなる上昇の確認を待つ慎重な姿勢も重要。

AIチップ分野の競合動向

  • ブロードコム(AVGO) が12月に入ってから 48%上昇し、エヌビディアを凌ぐパフォーマンスを記録。
  • IPO銘柄アステラ・ラボ(ALAB) も急騰中で、AI関連株全体が市場の注目を集めている
テスラ(TSLA)

テスラ株が火曜日に 7.4%上昇し、株価は 462.28ドル に達した。

  • 月曜日の 2.3%上昇を大きく上回るパフォーマンス。
  • 過去最高値に迫る勢いを見せている。

中国市場での堅調な販売が株価上昇を支える要因の一つ。

  • AIロボティクス自動運転技術への期待も追い風となっている。

四半期ごとの納車数が過去最高を目指していることが市場の期待感を高めている。

テスラは引き続き、アーク・イノベーションETF(ARKK) などの主要ポートフォリオ銘柄。

  • 個人投資家機関投資家からの注目が高まっている。

サンタクロース・ラリーの行方

火曜日の取引では、ナスダックが1.35%上昇し、S&P500も6,000ドルを超えるなど、サンタクロース・ラリーが本格的に始まっています。

サンタクロース・ラリーとは、年末年始の7取引日間に見られる株式市場の上昇傾向のことを指し、歴史的にも市場の強さを示すシグナルとなることが多いです。

現時点では、ナスダックやS&P500がリードしており、特にAI関連やハイテク株が市場を支えています。

一方で、ダウ平均や小型株指数のラッセル2000は50日線を下回っており、市場全体の強さにはまだバラつきがある点に注意が必要です。

サンタクロース・ラリーの詳細は以下を参照してください。


今後の投資戦略

株式市場全体は引き続き上昇基調にありますが、テスラやエヌビディアのようなメガキャップ株が市場の主要な牽引役となっています。投資家は引き続き以下の点に注目すべきです。

  • 市場の乖離:主要指数の動きが異なるため、分散投資の重要性が高まっています。
  • 注目セクター:AI関連株だけでなく、旅行、金融、小売なども堅調に推移しています。
  • 買いのタイミング:エヌビディアのように明確な買いポイントが形成される銘柄を注視することが重要です。

まとめ

サンタクロース・ラリーが連休明けも続くかどうかは、ハイテク株の勢いと金利動向、そして市場全体の乖離がどう収束するかにかかっています。

特に、エヌビディアやテスラといった注目銘柄の動きは、今後の市場トレンドを占う重要な指標となりそうです。

みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)

投資は自己責任でお願いします。

ヤマト

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