よく語られる説として、投資成績が良い人は
「1位 亡くなっている人」
「2位 運用を忘れている人」
と言われることがあります。
しかし、今回SBI証券の積立投資枠の設定仕様が変更されたことで、説立証ならずとなりました。
パスワードを忘れて、あとは放置。。。20年後開いてみたら、積立額0円。。。どんなホラー映画より恐ろしい展開です。。。
SBI証券の新ルールの概要
2025年以降、SBI証券では従来のボーナス設定を活用した一括投資が難しくなります。
この仕様変更により、投資計画の調整が必要となりますが、以下の手順を参考にすれば、年間の投資枠を効率的に利用することが可能です。
① ルール変更後の新仕様の概要
現行ルール(2024年まで)
- 仕組み ボーナス設定を活用し、年初に年間120万円の枠を満額利用する一括投資が可能でした。
- 一括投資が可能な理由 毎月の積み立て額を0円に設定し、ボーナス設定で120万円を投資することで、効率的に年間枠を利用する方法が主流でした。
新ルール(2025年以降)
- 変更点 ボーナス設定の上限が 年間120万円 – 毎月積み立ての年間金額に制限されます。例: 毎月5万円を積み立てる場合、年間積み立て分(60万円)を引いた残りの60万円がボーナス設定可能額となります。
- 本質的な変更
- 毎月100円以上の積み立てが必須条件。
- 毎月の積み立て額に応じてボーナス設定可能額が制限される。
- 金融庁の意図 市場の価格変動に影響されにくい分散投資(ドルコスト平均法)の促進。
② 具体的な設定手順
初期設定(2024年末)
- 参考ファンド: iFreeNEXT FANG+の場合、約定が翌営業日、受渡が+3営業日で行われます。
- 注意点: 2024年12月25日(水)はファンドの休場日となるため、設定は 12月26日(木)以降 に行う必要があります。
1月分の設定(2025年1月)
- 毎月積み立て額を最低金額(例: 100円)に設定。
- 残りの金額をボーナス設定で投資。
- 例: [毎月積み立て額:100円] [ボーナス設定額:119万8,800円]この設定で、年間枠のほぼすべてを1月に利用します。
方法①: 1月分を通した後、設定を解除し、新たに「月1,100円・ボーナス設定なし」に変更。
(100円+119万8,800円 ←1月の投資分)+(1100円×11ヶ月 ←2月〜12月までの投資分)=120万円 年間120万円の投資
方法②: 設定を解除せず、そのまま毎月100円の積み立てを継続。
例えば、1月に設定を行った際、119万8,800円をボーナス設定として投資した場合、残りの1,100円は未利用枠となります。
119万8,800円 + 100円 × 11ヶ月 = 119万9,900円 年間119万9,900円の投資
③ 注意点とリスク
通知や設定確認の重要性
2024年12月中に既存のボーナス設定が一律解除されるため、再設定が必要です。
SBI証券のポータルで通知内容や設定状況を定期的に確認してください。
ファンド事の休場日を考慮
参考ファンド: iFreeNEXT FANG+は2024年12月25日は休場日なので、初期設定は12月26日以降に行う必要があります。
ご自身が投資してるファンドごとに、休場日を考慮し設定する必要があります。
リスク回避のポイント
- 少なくとも3ヶ月に一度はログインして状況を確認すること
- 証券会社の公式発表を確認し、制度変更への備えを怠らない。
- 長期的な視野を持ちながら、分散投資の基本を忘れない。
④ アドバイス
初期設定を最優先で行う
年始に「100円+ボーナス設定」で年間枠をほぼ満額利用し、以降の調整を行う計画が現実的です。
長期的な視点で積み立てる
一括投資にこだわらず、ドルコスト平均法を活用して分散投資の効果を重視する方法も検討してください。
公式発表のチェック
金融庁の方針次第でさらに変更が加わる可能性があるため、最新情報を常に確認してください。
まとめ
- 初期設定: 2025年1月に「100円+ボーナス119万8,800円」で年間枠を使う。
- 以降の設定: 解除して「月1,100円」設定、またはそのまま毎月100円積み立てを継続。
- 注意点: 再設定忘れを防ぐためポータルサイトを定期確認。
あくまで記事執筆時点での仕様です。
くれぐれも盲信はせず、自分の目で見て実際にSBI証券にログインして確認してください。
投資は自己責任でお願いします(*^^*)
個人的には月1回確認したほうがいいと思います(*^^*)
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