1/16 米国株式市場
S&P500 5,930 +1.09%
ナスダック総合 19,572 +1.03%
ダウ 42,840 +1.18%
1月16日(木)の株式市場は下落し、S&P500とナスダック総合指数が重要な水準に到達しました。
ダウ平均は0.2%下落し、3日連続の上昇を止める形となりました。
S&P500
テスラ、アップル、エヌビディアの動向
テスラ(TSLA)
- 木曜日に3.4%下落。
- 前日8%超の急騰後も21日線を維持。
アップル(AAPL)
- 4%下落し、50日線と有効な買いポイントを割り込む。
- 中国市場でのiPhone販売低迷が要因。
エヌビディア(NVDA)
- 1.9%下落、50日線を割り込む。
為替・コモディティー
ドル円
155.23 -0.79%
BTC/JPY
15,624,000円 -0.54%
金先物
2,725.09 +0.27%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.601 -1.14%
VIX・プットコールレシオ
VIX 16.16
プットコールレシオ 0.72
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
主要指数の動き
- ダウ平均:0.2%下落し、3連続上昇の流れを止める。
- ナスダック総合指数:0.9%下落。前日の上昇を一部打ち消す形に。
- ラッセル2000指数:0.2%上昇し、アウトパフォーム。
ナスダックとニューヨーク証券取引所では上昇銘柄の数が下落銘柄を上回り、下げ幅は限定的でした。
しかし、S&P500とナスダックは、分配日の増加が見られるなど、過去数週間の出来高を伴った下落が懸念されています。
注目銘柄
1. 台湾セミコンダクター(TSMC: TSM)
台湾セミコンダクター(TSMC)は第4四半期の収益で市場予想を上回る結果を報告し、株価が大きく上昇しました。
- 四半期売上高ガイダンスは250億〜258億ドルとされ、これは予想の246億ドルを上回ります。
2. ゴールドマン・サックス(GS)
- 直近の決算で一株当たり利益が118%増加するなど、強力なファンダメンタルズを示しています。
3. デュオリンゴ(DUOL)
- 成長株として注目されるデュオリンゴ(DUOL)は、334.50付近の50日移動平均線を上回り、強気の反発を確認。
4. 半導体・テクノロジー関連
- ブロードコム(AVGO)
株価が3%以上上昇。 - マコムテクノロジー(MTSI)
143.90のエントリーポイントを突破。
業種別動向とETF
- S&P500の11セクター中8セクターが上昇し、特に公益事業と不動産が好調。
- エネルギー・セレクトSPDR ETF (XLE)上昇率: 0.7%
- ヘルスケア・セレクト・セクターSPDRファンド (XLV)上昇率: 0.4%
- 産業セレクト・セクターSPDRファンド (XLI)上昇率: 1.2%
- 金融セレクトSPDR ETF (XLF)上昇率: 0.65%
経済指標とその他の市場
国債利回り
米国債10年物利回りは4.60%と、引き続き低下傾向を示しています。
小売売上高
国勢調査局の12月の米小売売上高は前月比0.4%増と、予想の0.5%増を下回りましたが、11月の数字は0.8%増に上方修正されました。
原油と金属市場
原油価格は1%下落し1バレル77.90ドルに。一方、金は1.1%上昇して1オンス=2746ドルとなりました。
まとめ
今日の市場はアップル(AAPL)が足を引っ張りました。
中国はチャットGPTを含むAI技術の利用を制限している国であり、中国の新型iPhoneにはAIが搭載していません。
中国の地元ブランドであるHuawei(ファーウェイ)やXiaomi(シャオミ)が価格競争力を武器にシェアを拡大しており、アップルは苦戦を強いられています。
中国市場への依存度が高い企業は今後貿易戦争、AI規制の絡みで厳しい状況が続くのではないでしょうか。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
アップルさん頑張って〜〜〜
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