2/14 米国株式市場
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S&P500 6,114 -0.01%
ナスダック総合 20,026 +0.41%
ダウ 44,546 -0.37%
株式市場は週末にかけてまちまちの動きとなりましたが、全体としては堅調な上昇を維持しました。
今後は、FRB(連邦準備制度理事会)の議事録公開やウォルマート(WMT)の決算発表が注目されるイベントとなります。
S&P500
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為替・コモディティー
ドル円
152.25 -0.48%
BTC/JPY
14,838,338円 +0.14%
金先物
2,896.39 -1.66%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.477 -1.21%
VIX・プットコールレシオ
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VIX 14.77
プットコールレシオ 0.69
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
週末の株式市場の動き
金曜日の株式市場は、弱い小売売上高の影響を受けつつも、週間では堅調な上昇を記録しました。
- ナスダック総合指数:一時マイナス圏に沈みましたが、最終的には0.4%上昇し、週間で2.6%の上昇を記録しました。
- これにより、2週間続いた下落が終わり、史上最高値付近まで戻りました。また、50日移動平均線を超えて週を終えたことも好材料です。
- S&P500指数:ほぼ横ばいの動きでしたが、週間では1.5%上昇し、年間ベースでは4%の上昇を記録しました。
- ダウ工業株30種平均:金曜日は0.4%下落しましたが、週間では0.6%上昇し、21日線と50日線を上回っています。
- ラッセル2000(小型株指数):0.1%下落し、50日移動平均線が抵抗となる展開でした。
市場全体としては、ナスダックが強く、ダウがやや軟調な動きとなりました。
債券市場の動向
1月の米小売売上高が0.9%減少し、これは過去1年間で最大の落ち込みとなりました。
これを受けて米国債利回りが低下し、10年債利回りは5ベーシスポイント(0.05%)下落して4.48%となりました。
エコノミスト予想(0.1%減)を大きく下回る結果となり、消費者の購買力に対する懸念が高まっています。
しかし、株式市場は堅調に推移し、投資家は引き続き強気の姿勢を維持しているようです。
来週の重要イベント
来週はプレジデンツ・デーで月曜日は休場となるため、市場の動きはやや鈍る可能性があります。ただし、以下のイベントに注目が集まります。
日付 | イベント |
---|---|
2月18日(月) | プレジデンツ・デー(市場休場) |
2月19日(火) | エンパイア・ステート製造業景況調査、住宅着工件数・許可件数 |
2月21日(水) | FOMC議事録(1月分)発表 |
2月22日(金) | フィラデルフィア連銀製造業景況調査、中古住宅販売件数 |
特に、水曜日のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録の発表は、今後の金利政策の手がかりとなるため、マーケットの注目が集まります。
決算シーズン:ウォルマートやアリババに注目
決算発表シーズンは終盤に入りましたが、来週は以下の企業の決算に注目が集まります。
- ウォルマート(WMT):世界最大の小売企業の決算は、消費者の購買動向を把握するうえで非常に重要です。市場の注目が集まっています。
- アリババ(BABA):中国のeコマース大手の業績がどのような結果を出すのか、投資家は慎重に見極めています。
- メルカド・リブレ(MELI):ラテンアメリカのeコマース企業であり、成長の勢いが継続しているかがポイントです。
株式市場のセクターパフォーマンス
- 好調なセクター:テクノロジー、通信サービス
- 低迷したセクター:ヘルスケア、消費関連
個別銘柄ではRoku(ROKU)が第4四半期決算の好結果を受けて14.1%上昇しました。
同社のプラットフォーム利用家庭数が前年比12%増加したことが、投資家の期待を高める要因となりました。
一方、石炭、金鉱、肉製品、ホームケア関連銘柄は軟調となり、明暗が分かれる展開でした。
まとめ
インフレが強いのか、弱いのか分かりづらい状態です。
この状態は熱すぎない、冷たすぎないちょうどよい温度感ではないでしょうか。
FRBとしても今は動きたくないのが本音でしょう。
インフレ率は依然として目標の2%には達していませんが、過去数年の水準と比較すると落ち着きを見せています。
労働市場も極端な過熱感はなく、大きく冷え込む兆候もありません。こうした状況から考えると、FRBが急いで利下げを実施する必要はないといえます。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
2月も中盤が過ぎました。時の流れは早い😅
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