1/21 米国株式市場
S&P500 6,049 +0.88%
ナスダック総合 19,756 +0.64%
ダウ 44,028 +1.24%
火曜日の米国株式市場は全面高となり、ダウ工業株30種平均が538ポイント(1.2%以上)上昇しました。
ナスダック総合株価指数も0.6%上昇し、連日の高値近辺で取引を終えています。特に、公益事業や工業セクターが市場をけん引し、S&P 500も0.9%上昇しました。
一方で、トランプ関連銘柄であるトランプ・メディア&テクノロジー(DJT)は11%以上の急落を記録。
これに対し、キャシー・ウッド氏が買い増したAI関連株「テンポスAI(TEM)」は、1日で33%以上急騰するなど明暗が分かれました。
S&P500
ネットフリックス(NFLX)
動画配信サービス大手のネットフリックス(NFLX)は、2024年第4四半期において市場予想を大幅に上回る新規加入者数を記録し、株価が急上昇しました。
第4四半期の業績
- 1株当たり利益(EPS):4.27ドル(市場予想:4.21ドル)
- 売上高:102億5000万ドル(市場予想:101億1000万ドル)
- 前年同期比:
- 収益:102%増加
- 売上高:16%増加
- 新規加入者数:1,891万人(市場予想:1,018万人)
- 全世界加入者数:3億1,063万人に到達
人気コンテンツが牽引
- 『イカゲーム』シーズン2:過去最高視聴数を狙う勢い。
- 『キャリー・オン』:歴代トップ10映画リストにランクイン。
- ジェイク・ポール対マイク・タイソン試合:史上最多ストリーミングのスポーツイベント。
- クリスマスのNFL試合:過去最高視聴数を記録。
株価動向
- 時間外取引:13%上昇、983.59ドル。
- 通常取引:1.4%上昇、869.68ドルで終了。
今後の見通し
- 第1四半期ガイダンス:
- 売上高:104億2000万ドル(市場予想:104.9億ドル)
- EPS:5.58ドル(市場予想:5.97ドル)
- 通期売上目標:435億~445億ドル(市場予想:436億ドルを上回る)。
2025年以降のコンテンツ戦略
- 人気シリーズの新シーズン:
- 『Stranger Things』『Squid Game』『Wednesday』
- 『Emily in Paris』『Ginny & Georgia』など
- 新シリーズや大作映画も多数予定。
為替・コモディティー
ドル円
155.58 +0.19%
BTC/JPY
16,630,000円 +4.46%
金先物
2,740.11 +0.21%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.570 +0.31%
VIX・プットコールレシオ
VIX 15.1
プットコールレシオ 0.64
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
火曜日の株式市場は、3連休明けにもかかわらず、全体的に力強い動きを見せました。
- ナスダック総合指数:0.6%上昇
- S&P 500指数:0.9%上昇
- ダウ工業株30種平均:1.2%上昇(50日移動平均線を上回る)
- 小型株のラッセル2000:1.9%上昇
特にラッセル2000やS&Pミッドキャップ400などの小型株・中型株指数が好調だった点が注目されます。
市場の注目動向
アップル(AAPL)とテスラ(TSLA)に下落圧力
- アップル(AAPL): アナリストによる目標株価引き下げを受け、3%以上の下落。
- テスラ(TSLA): アナリストの強気レーティングにもかかわらず、15%下落。
- これにより、50日移動平均線上での動きを維持しているものの、投資家の慎重姿勢が見られます。
キャシー・ウッドがAI関連銘柄を買い増し
キャシー・ウッド率いるアーク・インベストは、医療分野に特化したAI企業テンポスAI(TEM)を買い増し。同社の株価は、1日で33%以上の急騰を記録しました。
一方で、UiPath(PATH)やRoblox(RBLX)の株式を一部売却。
量子コンピューティング関連株の急騰
トランプ大統領が人工知能規制を緩和する大統領令を発令したことにより、量子コンピューティング関連株が上昇。
特にD-Wave Quantum(QBTS)やRigetti Computing(RGTI)、IonQ(IONQ)が大幅に値上がりしました。
個別銘柄のパフォーマンス
上昇銘柄
- スリーエム(MMM): 4%以上上昇。予想を上回る業績が評価されました。
- ビストラ(VST): 火災による避難命令解除を受け、8.5%急騰。
- エノバ・インターナショナル(ENVA): 新たな買いポイントをクリアし、急伸。
下落銘柄
- ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA): オピオイド関連の訴訟を受けて9%以上急落。
- マイクロストラテジー(MSTR): 一時的に反転したものの、最終的には2%近く下落。
ビットコインの反発
ビットコインは2%以上の上昇を見せ、1トークンあたり106,000ドル超で取引されています。
一方で、ビットコインに関連するマイクロストラテジー(MSTR)の株価は下落し、市場での温度差が見られました。
まとめ
市場はトランプ大統領のご祝儀相場となっていますね。
さらにトランプ大統領が大統領令に署名している姿は力強さを感じます。
いかにもアメリカ人が好きな強いリーダーのイメージです。
貿易戦争や領土拡大など問題はありますがトランプ大統領の掲げるアメリカ第一主義は当たり前の主張だと思います。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
さすがトランプ大統領です(*^^*)
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