1/23 米国株式市場
S&P500 6,086 +0.61%
ナスダック総合 20,009 +1.28%
ダウ 44,156 +0.30%
S&P500は過去7取引日のうち6回目の上昇を記録し、上昇幅を広げながら日中の過去最高値を更新しました。
しかし、全体的な市場パフォーマンスを見ると、小型株はアンダーパフォームしており、一部のセクターの上昇が目立っています。
S&P500
為替・コモディティー
ドル円
156.49 +0.48%
BTC/JPY
16,372,381円 -1.02%
金先物
2,766.90 +0.28%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.604 +0.69%
VIX・プットコールレシオ
VIX 15.02
プットコールレシオ 0.67
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
主な市場の動き
- ダウ平均:0.3%上昇
- S&P 500指数:0.6%上昇、過去最高値を記録
- ナスダック総合指数:1.3%上昇、20,000ポイントを突破
- ラッセル2000(小型株指数):0.61%下落、50日移動平均線で抵抗を受ける
夜間取引では、ダウ先物はフラット、S&P 500先物とナスダック100先物が小幅下落したものの、市場全体は強気を維持しています。
AI関連銘柄の動向と「スターゲイトAIプロジェクト」
ドナルド・トランプ大統領が発表したスターゲイトAIインフラプロジェクト(総額5000億ドル)により、AI関連企業の株価が急上昇しました。
このプロジェクトには以下の企業が関与しています。
- オラクル(ORCL)
- OpenAI
- ソフトバンク
- アーム・ホールディングス(ARM)
- マイクロソフト(MSFT)
- エヌビディア(NVDA)
これにより、以下のような株価の動きが見られました。
- オラクル株:50日線を超えて急上昇し、184.18ドル(+6.7%)。
- アーム株:16%近く上昇し、179.93ドル。
- パランティア株(PLTR):5.2%上昇し、76.87ドル。
- クラウドストライク(CRWD):3.2%上昇、377.98ドル。
- エヌビディア(NVDA):4.4%上昇、147.07ドル。
- マイクロソフト(MSFT):4.1%上昇、446.20ドル。
スターゲイト・プロジェクトとは?
記者会見には、トランプ大統領に加え、OpenAIのCEOサム・アルトマン、オラクルの会長ラリー・エリソン、ソフトバンクの孫正義が出席。
スターゲイト・プロジェクトは、AIインフラ構築のために1000億ドルの初期投資を行い、今後4年間で最大5000億ドル規模に拡大する予定と発表されました。
このプロジェクトには以下の主要パートナーが関与しています。
- 出資者: ソフトバンク、OpenAI、オラクル、MGX
- 技術パートナー: Arm、Microsoft、Nvidia
さらに、テキサス州で既に進行中のデータセンター開発もスターゲイトの一環として含まれています。
トランプ大統領はこのプロジェクトを「史上最大のAIインフラプロジェクト」と称し、米国のAI分野での競争力強化を強調しました。
小型株と中型株は一服感
一方、小型株を代表するラッセル2000指数は0.6%下落し、6日連続の上昇を終えました。同様に、中型株を表すS&Pミッドキャップ400も0.4%の下落を記録しました。
これらの動きは、短期的な調整局面に入った可能性を示唆していますが、中長期的にはまだ強気相場のトレンドが維持されています。
投資家は成長株と大型株を好む傾向に
成長株への投資意欲が引き続き強く、iシェアーズ・ラッセル1000グロースETF(IWF)は1.4%の急騰。
一方、バリュー株を中心としたラッセル1000バリューETF(IWD)は0.6%の下落となりました。
また、大型株が小型株を上回るパフォーマンスを見せ、市場の資金が安定した大手企業に集まっている状況がうかがえます。
まとめ
市場は引き続き強気モードにあり、特にAI関連銘柄が注目を集めています。
ただし、ポートフォリオを適切に分散させ、リスクを管理することが重要です。
次の重要な市場の節目としては、1月29日のマイクロソフトの決算や、各指数が現在のサポートラインを維持できるかどうかがポイントとなるでしょう。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
まさかのオラクルにびっくりです(*^^*)
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