今日の米国株

マイクロストラテジー/アーム時間外で下げる

S&P500     6,061  +0.39%

ナスダック総合  19,692  +0.19%

ダウ        44,865  +0.69%

株式市場は依然として高いボラティリティを示しています。

しかし、直近の市場の動きはロングポジションの投資家にとって好材料となっており、特に中小型株が力強いパフォーマンスを見せています。

S&P500 

為替・コモディティー 

ドル円   

152.70  -0.94% 


BTC/JPY

14,937,051円  -1.20%


金先物   

2,882.59  +0.24%

10年債券利回り 

アメリカ10年債券利回り  

4.417   -2.10%

VIX・プットコールレシオ

VIX   15.88

プットコールレシオ 0.69

VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。

市場の動き

主要株価指数の動向

水曜日の取引では、主要な株価指数がいずれも上昇しました。

  • S&P500:+0.4%
  • ナスダック:+0.2%
  • ダウ:+0.7%
  • ラッセル2000(中小型株):+1.1%
  • S&Pミッドキャップ400:+0.9%

市場全体としては出来高も増加しており、これは強気相場を支持する要因の一つと考えられます。

半導体セクターの動向と新たなリーダー

特に注目すべきは、半導体セクターの一部銘柄が大きく売り込まれた一方で、ブロードコム(AVGO)がリーダー企業として台頭していることです。

ブロードコム(AVGO)の急成長

  • Alphabet(GOOGL)がAIインフラ投資を拡大するニュースを受け、ブロードコムは4.3%上昇(232ドル)
  • 12月に185.05ドルの二番底からのブレイクアウト成功
  • 10週移動平均線を上抜け。

アーム予想を上回るもガイダンスは並み 株価は時間外で下落

チップ設計大手 アーム・ホールディングス(Arm Holdings, ARM) は、2025年度第3四半期(12月31日終了)の決算を発表し、アナリスト予想を上回る業績 を報告しました。

しかし、第4四半期の見通し(ガイダンス)は市場予想とほぼ一致し、投資家の期待を大きく上回るものではなかったため、株価は時間外取引で5%以上下落 しました。

第3四半期の決算概要

  • 売上高:9億8,300万ドル(前年比+19%)/ アナリスト予想:9億4,900万ドル
  • 調整後EPS(1株利益):39セント(前年比+34%)/アナリスト予想:34セント

アームは、AI関連の需要増やv9アーキテクチャの採用拡大が成長の主要因としています。

さらに、コンピュート・サブシステム(CSS)の出荷増IoT(モノのインターネット)向けロイヤリティの改善 も追い風となりました。

第4四半期の見通し(ガイダンス)

  • 売上高予想:12億3,000万ドル(前年同期比+32%)/アナリスト予想:12億2,000万ドル
  • 調整後EPS予想:52セント/アナリスト予想:52セント

市場予想とほぼ一致するガイダンスだったため、投資家の期待には不十分と見なされ、株価は下落しました。

CEOのコメント

アームのレネ・ハースCEO は、株主向け書簡の中で次のように述べています。

「高性能でエネルギー効率に優れたArmの技術は、AIイノベーションを加速し、エッジからクラウドまでのユーザー体験を変革する重要な要素です。」

AI向けチップの需要拡大がアームの成長を支えており、今後の成長ドライバーとして期待されています。

株価の動向

  • 時間外取引:163ドル(-5%超)
  • 通常取引(発表前):173.26ドル(+6.8%)

決算発表前は期待感から上昇していましたが、ガイダンスがサプライズに欠けたことで失望売りが発生しました。

MicroStrategyがリブランディング、大幅な損失を計上、ビットコインの買い付けを一時停止

ビットコインを大量に保有する企業 MicroStrategy(マイクロストラテジー) は、第4四半期の業績不振を受けて社名を「Strategy」に変更し、新たな方向性を示しました。

しかし、同四半期における大幅な損失計上ビットコイン購入の一時停止が発表され、市場の注目を集めています。

リブランディングの詳細

MicroStrategyは社名を「Strategy」に変更し、ティッカーシンボル「MSTR」のまま取引を継続することを発表しました。
社名変更の目的は、ビットコインと人工知能(AI)への注力を反映することです。

第4四半期の業績

  • 売上高:1億2070万ドル/アナリスト予想1億2300万ドル
  • EPS(1株当たり利益):-3.2ドル/アナリスト予想-0.12ドル

サブスクリプションサービスの収入が48%減少したことが業績悪化の一因となりました。

一方で、製品ライセンスとサブスクリプションサービスの売上は18.3%増加しており、一部の事業は成長を維持しています。

ビットコインの買い付けと保有状況

MicroStrategy(Strategy)は長年にわたりビットコインを大量に購入してきましたが、今回の決算でビットコインの新規購入を一時停止したことが判明しました。

  • 11月11日から1月27日の間に約204億ドル分のビットコインを購入
  • 2月2日現在、471,107 BTCを保有(取得コスト平均 64,511ドル/BTC)
  • 四半期ベースで過去最大のビットコイン保有量増加
  • 2025年のビットコイン利回りを15%、年間100億ドルの利益と見込む

株価動向

  • 時間外取引価格:332.25ドル (-1.32%)
  • 終値:336.70ドル

まとめ

マイクロストラテジーは社名も変更しましたが、事業内容も一部変更し洋服なども売るそうです。

迷走している感が否めません。

バブルが弾ける直前、企業は迷走しがちです。

今回はそうならないとよいのですが。

みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)

投資は自己責任でお願いします

ヤマト

きな臭い雰囲気が漂ってきました😅

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