1/13 米国株式市場
S&P500 5,836 +0.16%
ナスダック総合 19,088 -0.38%
ダウ 42,297 +0.86%
ナスダック総合指数は4日連続で下落し、年初来で明確にマイナス圏に突入しました。
終値は19,088で、年初来で1.2%の下落を記録しました。
取引開始直後の状況はさらに厳しく、一時は1.7%の下落を記録。
S&P500
エヌビディア (NVDA) 下落
- バイデン政権が中国へのAIチップ輸出を規制する新ルール発表。
- エヌビディアのCEOジェンセン・フアン氏は「大幅な越権行為」と非難。
- エヌビディア株は50日移動平均線を10%下回る。
パランティア・テクノロジーズ(PLTR)
- 3.4%の下落で8月5日以来初めて50日線を割り込みました。
トランプ関連株が急騰
- トランプ・メディア・テクノロジー (DJT):次期大統領ドナルド・トランプ氏の就任式を控え +21.52% の急騰。
- 50日移動平均線を25%上回る水準で推移。
ただし注意点:
- 業績は赤字を計上しており、ハイリスク投資とみなされる。
為替・コモディティー
ドル円
157.76 -0.09%
BTC/JPY
14,678,642円 -1.72%
金先物
2,677.99 -1.58%
ビットコイン下落
- ビットコイン:3%下落し、92,000ドルを試す展開
- 関連銘柄も軟調:
- MicroStrategy (MSTR) -4%
- Coinbase (COIN) -4%
- Hut 8 Mining (HUT) -3%
- Riot Platforms (RIOT) -5%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.788 +0.44%
VIX・プットコールレシオ
VIX 19.22
プットコールレシオ 0.83
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
ナスダックの値動き
ナスダックは一時1.7%下落し、18,831ポイントまで下落しましたが、バーゲンハンター(押し目買いの投資家)の出現により、セッションの高値圏まで回復して取引を終えました。
終値は前日比0.4%安と小幅下落にとどまりました。
他の指数の動き
ナスダックとは対照的に、他の主要株価指数は反発しました。
- S&P500:一時1%下落したものの、最終的には0.2%の小幅上昇。
- ラッセル2000(小型株指数):S&P500と同様に上昇。
- NYSE総合指数:0.4%上昇。
- S&Pミッドキャップ400:0.8%上昇。200日移動平均線を上回り、1月3日以来の最高値。
特に目立ったのはダウ工業株30種平均の上昇でした。
ダウ工業株30種平均の堅調な動き
ダウは0.9%上昇し、特に以下の銘柄が上昇を牽引しました。
- ユナイテッドヘルス (UNH) と キャタピラー (CAT):2銘柄で約200ポイントの押し上げに貢献。
- アムジェン (AMGN):3%上昇(8ポイント高)。
この上昇は、大型ハイテク株からバリュー株への資金移動を示唆している可能性があります。
債券市場と金利動向
米国10年国債利回りは4.80%まで上昇し、2023年10月以来の高水準となりました。
これにより、株式市場との競争が激化しています。
まとめ
ハイテクの資金がダウ銘柄へ流入していますね。
今まで不自然なくらいハイテクに資金が入っていたので、これはこれで自然な現象です。
個別株のポジションをとるなら、ヘルスヘア、エネルギーセクターが面白いのではと思っています。
ただ、10年債利回りが下がらないうちは闇雲に動くとやけどするので慎重にポジションをとるべきでしょう。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
個別株買いたいけどがまん。
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