今日の米国株

1月2日 新年アップル、テスラ下落で始まる

S&P500     5,868  -0.22%

ナスダック総合  19,280  -0.16%

ダウ        42,392  -0.36%

新年最初の木曜日、米国株式市場は小幅な下落で引け、2025年は弱気ムードの中でスタートしました。

特にテスラ(TSLA)とアップル(AAPL)の急落が注目され、これらの下落が市場に大きな影響を与えています。

S&P500 

アップルとテスラの下落の要因

アップル(AAPL)

  • 株価: 2.6%下落、243.85ドル
  • 原因:
    • 中国市場でのiPhoneの短期割引セールが報じられ、競争激化の懸念が浮上。
    • UBSがiPhone全体の販売不振を理由に、アップルの業績予想を下方修正。
  • 株価は50日線(237.49ドル)の近くまで接近しており、重要なサポートラインを試す展開となっています。

テスラ(TSLA)

  • 株価: 6.1%下落、379.28ドル
  • 原因:
    • 第4四半期の納車台数が495,570台と過去最高を記録したものの、市場予想(506,000台)を下回った。
    • 通年納車台数も予想を下回り、ライバルのBYDにBEV(バッテリー電気自動車)の販売台数で逆転されました。
  • その他のニュース:
    • デュアルモーターテスラ・サイバートラックが7,500ドルの税額控除対象に。
    • 中国市場でリフレッシュ版「モデルY」の予約が開始されるとの報道。

メガキャップ株の動向

  • エヌビディア(NVDA): 3%上昇、138.31ドル
    • 株価は21日移動平均線を上回ったものの、50日線はまだ超えられず。買いの基準となる146.54ドルの「二番底パターン」を形成中。
  • 台湾セミコンダクター(TSM): 2.1%上昇、201.57ドル
    • 株価は50日線付近で反発しましたが、カップ・ウィズ・ハンドルの買いポイント(205.63ドル)を下回った状態。1月10日に12月売上高、1月16日に第4四半期決算を発表予定。

為替・コモディティー 

ドル円   

157.47  +0.38% 


BTC/JPY

15,238,992円  +2.32%


金先物   

2,645.44  +0.20%

10年債券利回り 

アメリカ10年債券利回り  

4.563   -0.22%

VIX・プットコールレシオ

VIX   17.93

プットコールレシオ 0.66

VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。

市場の動き

主な指数の動き

  • ダウ工業株30種平均:0.4%下落し、4連敗。
  • S&P500指数:5日続落で、3セッション連続50日移動平均線を下回る。
  • ナスダック総合株価指数:0.2%弱の下落で、5日続落。
  • ラッセル2000指数(小型株):0.1%上昇し、アウトパフォーム。

ナスダックやS&P500が下落する中で、小型株のラッセル2000がプラス圏で引けたことが注目されました。


セクター別のパフォーマンス

  • 上昇セクター:S&P500の11セクター中5セクターが上昇。
    • エネルギーセクター:約1.4%上昇(原油価格の上昇が寄与)。
    • ユーティリティ(公益事業)セクター:約0.8%上昇。
  • 下落セクター:消費循環、不動産がそれぞれ1%以上の下落。

原油価格が1バレル73.10ドルと10月以来の高値を付けたことで、エネルギー関連銘柄が恩恵を受けました。


出来高と市場の動向

  • 出来高
    • ナスダックの出来高はやや減少。
    • ニューヨーク証券取引所(NYSE)の出来高は増加。
  • 分配日
    • S&P500は新たな分配日が発生。
    • 出来高を伴う下落が過去数週間にわたり継続。

市場全体では、ナスダックとNYSEともに上昇銘柄が下落銘柄を上回りましたが、主要指数の下落が気になるところです。


個別銘柄の動向

ダウ工業株30種平均

  • 上昇銘柄
    • エヌビディア(NVDA):+3%(ダウのトップ・パフォーマー)。
    • シェブロン(CVX):+1.3%。
  • 下落銘柄
    • ボーイング(BA):-2.9%。
    • アップル(AAPL):-2.6%(中国市場での価格引き下げが影響)。

ナスダック100

  • 上昇銘柄
    • コンステレーション・エナジー(CEG):+8.4%。
    • メルカド・リブレ(MELI):+3.8%。
  • 下落銘柄
    • ワークデイ(WDAY):-2.4%。
    • CDW(CDW):-2.3%。

まとめ

2025年のスタートは、主要指数の下落と分配日の発生により厳しいものとなりました。

しかし、個別銘柄やセクターには明るい兆しも見られます。

特にエネルギーセクターや一部の小型株は好調を維持しています。

今後は50日移動平均線のサポートが維持されるか、そしてエヌビディアやアップル、テスラといった注目銘柄がどのように動くかが市場の方向性を決めるカギとなるでしょう。

みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)

投資は自己責任でお願いします。

ヤマト

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