1/6 米国株式市場
S&P500 5,975 +0.55%
ナスダック総合 19,864 +1.24%
ダウ 42,706 -0.06%
1月6日、米国株式市場はハイテク株の力強さを見せつつも、不安定な動きが続いています。
ナスダック総合指数は一時20,000を超える場面がありましたが、最終的には1.2%上昇の19,864.98で終了しました。
これにより、年初からのナスダックの上昇率は2.9%に達しています。
S&P500
エヌビディア(NVDA):ダブルボトムの買いポイント突破
- 株価上昇:1月6日、エヌビディアの株価は3.4%上昇し、146.54ドルのダブルボトム買いポイントを突破しました。
- 最近の業績:
- 第3四半期売上高:350.8億ドル(予測を上回る)
- 1株当たり利益:0.81ドル(アナリスト予想0.75ドルを上回る)
AIチップメーカーとしての勢いが続く一方で、売上見通しの若干の鈍化が懸念されています。
アマゾン(AMZN):買いポイント201.20ドル回復
- 株価動向:1.5%上昇し、201.20ドルの買いポイントを突破。
- 第3四半期業績:
- 売上高:1589億ドル(予想1,573億ドルを上回る)
- 1株当たり利益:1.43ドル(予想1.14ドルを上回る)
アマゾンはクラウド事業やECの堅調な成長が続いており、今後も注目の銘柄です。
テスラ(TSLA):反発継続
- 株価推移:金曜日からの反発を引き継ぎ、わずかに上昇。
- 第4四半期の納車台数:495,570台(予想50万台を下回る)
イーロン・マスクCEOの発言により、納車台数の予測が注目されていますが、直近の数字は市場の期待を下回りました。
メタ・プラットフォームズ(META):フラットベースの買いポイント突破
- 株価上昇:4.2%上昇し、602.95ドルの買いポイントを突破。
- 業績:
- 第3四半期売上高:前年同期比19%増
- マーク・ザッカーバーグCEOのAIおよびメタバース投資の継続表明
アルファベット(GOOGL):急騰で買いレンジ突破
- 株価上昇:2.7%上昇し、買いポイント182.49ドルを突破。
- 最近の動向:米司法省の検索事業分割提案後も回復基調
アップル(AAPL):連敗脱出で上昇
- 株価推移:0.7%上昇し、237.49ドルの買いポイントに戻る。
- 業績:
- 第4四半期売上高:949億3000万ドル(6%増)
- 1株当たり利益:1.64ドル(12%増)
マイクロソフト(MSFT):クラウド成長続く
- 株価動向:1.1%の上昇
- 業績:
- 第1四半期売上高:656億ドル(予想646億ドルを上回る)
- 1株当たり利益:3.30ドル(予想3.10ドルを上回る)
為替・コモディティー
ドル円
157.64 +0.08%
BTC/JPY
16,093,518円 +4.10%
金先物
2,647.39 -0.24%
ビットコインの上昇と市場の投機的動き
ビットコイン価格は4.1%上昇し、102,258ドルを記録。これに伴い、暗号資産関連株も急騰しました。
- マイクロストラテジー(MSTR):11%以上上昇
- コインベース(COIN):6.3%上昇
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.624 +0.02%
VIX・プットコールレシオ
VIX 16.04
プットコールレシオ 0.67
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
ナスダックの反発と市場の動き
年末年始の5連続下落後、ナスダックは50日移動平均線から反発し、強気トレンドの維持を示唆しています。
しかし、分配日数(利益確定日)の多さは依然として市場の脆弱性を示しています。
他の主要指数も同様に複雑な動きを見せました。
- S&P 500:0.5%上昇し、21日指数移動平均を回復。ただし、日中高値から大きく後退。
- ラッセル2000(小型株):一時1%上昇も、終値はわずか0.1%未満の上昇にとどまる。
- ダウ工業株30種平均:25ポイント(0.1%未満)下落。
テクノロジー株の強さとCES効果
今週開催されるCESテクノロジー見本市への期待が、ハイテク株の上昇を支えています。
ナスダック市場では、コンピューターハードウェア、半導体関連、データストレージ株が2.5%以上上昇しました。
経済指標と金利動向
今週の注目経済指標として、金曜日の米雇用統計が挙げられます。
市場予測では、12月の新規雇用者数は157,000人で、失業率は4.2%と予測されています。
一方、FRBの利下げへの期待は限定的であり、雇用データ次第で市場のボラティリティが高
原油市場では、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格が小幅に下落し、1バレル73.50ドル付近で取引を終えました。
ナスダック市場
- 値上がり銘柄:値下がり銘柄を 11対10 の僅差で上回る。
- 強さの要因:テクノロジー関連の一部銘柄が堅調。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)
- 値下がり銘柄:値上がり銘柄を 4対3 の僅差で上回る。
- 弱さの要因:ディフェンシブ銘柄の下落が影響。
【下落した業種】
特にディフェンシブ銘柄が下落傾向を示しました。
- 食肉製品:2.4%減
- タバコ:2.0%減
- パッケージ食品:2.0%減
- 石鹸メーカー:1.9%減
【上昇した業種】
一方で、成長銘柄やテクノロジー関連のセクターが上昇しました。
- コンピューター・ハードウェア
- チップ機器
- 代替エネルギー
- 航空会社
- 家庭用品小売
- インターネット・コンテンツ
- 通信インフラ
- データ・ストレージ
これらの銘柄は、株価加重平均で2.5%以上の上昇を記録しました。
今後の市場の注目ポイント
- CESでのテクノロジー関連発表
- ビットコイン価格の推移と暗号資産市場の動向
- 米雇用統計の結果とFRBの政策スタンス
まとめ
テクノロジー関連が市場全体を支える一方で、ディフェンシブ銘柄の下落が全体の重しとなりました。
今後の注目点として、金利動向やインフレデータの発表が市場のボラティリティに影響を与える可能性があります。
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