1/14 米国株式市場
S&P500 5,842 +0.11%
ナスダック総合 19,044 -0.23%
ダウ 42,518 +0.52%
火曜日の米国株式市場は、12月の生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことを受けてプラスでスタートしましたが、その後はシーソーゲームの展開となり、最終的に主要株価指数はまちまちの動きで引けました。
市場の注目は、翌日発表予定の消費者物価指数(CPI)に移っています。
S&P500
為替・コモディティー
ドル円
157.93 +0.29%
BTC/JPY
15,293,482円 +2.69%
金先物
2,685.86 +0.27%
10年債券利回り
アメリカ10年債券利回り
4.792 +0.06%
VIX・プットコールレシオ
VIX 18.96
プットコールレシオ 0.83
VIXが20、プットコールレシオが1.15を超えたら変動リスクに警戒しましょう。
市場の動き
1. 主要株価指数の動向
- ダウ工業株30種平均(DJIA)
- +0.5%上昇
- セールスフォース(CRM)、キャタピラー(CAT)、ゴールドマン・サックス(GS)、シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)が上昇を牽引。
- エヌビディア(NVDA)は5日続落、マイクロソフト(MSFT)も下落。
- S&P500
- +0.1%上昇(不安定な動きの末の小幅上昇)
- ナスダック総合指数
- -0.2%下落(5日続落)
- ラッセル2000(中小型株指数)
- +1.1%上昇(200日移動平均線から反発)
2. 市場の注目ポイント:インフレと経済指標
生産者物価指数(PPI)
- 12月のPPIは+0.2%(予想+0.3%を下回る)
- コアPPI(食品・エネルギーを除く):横ばい(予想+0.2%増)
消費者物価指数(CPI)予想(1月17日発表予定)
- 前月比:+0.3%
- 年率:+2.9%
- コアCPI:前月比+0.2%、年率+3.3%
インフレ鈍化の兆候が見られるものの、CPIの結果次第で市場の方向性が左右される可能性が高いです。
3. セクター別のパフォーマンス
上昇セクター(年初来)
- エネルギー(XLE):+5.3%
- ヘルスケア(XLV):+1.7%
- 素材(XLB):+3.6%
下落セクター
- テクノロジー(XLK):年初来-2.7%
- ソフトウェア:(XLC)年初来-2%
エネルギー、ヘルスケア、素材などのディフェンシブセクターが優勢。
テクノロジー株の軟調さが目立つ状況です。
4. 投資判断と戦略
市場の状況
- 主要3指数(ダウ、S&P500、ナスダック)はすべて50日移動平均線を下回っている
リスク要因
- CPIの結果次第で金利見通しが変化する可能性
- 米国政権の貿易政策(トランプ政権の関税導入懸念、バイデン政権の輸出抑制)
- 決算発表シーズン(企業収益の不透明感)
注目戦略
- ディフェンシブセクター(エネルギー、ヘルスケア、素材)への分散投資
- 高ボラティリティ銘柄の保有比率縮小
- CPI発表後の市場反応を確認してからのポジション調整
今後の注目イベント
- 1月17日(水):消費者物価指数(CPI)発表
- 1月17日(水):大手銀行決算発表
- JPモルガン・チェース(JPM)、ゴールドマン・サックス(GS)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、シティグループ(C)
- 1月18日(木):台湾半導体(TSM)の決算発表
まとめ
引き続きハイテクからエネルギー、ヘルスケアへ資金が流入していますね。
セクターローテーションが始まっているのかもしれません。
これが長期のトレンドとなるか見極めたいと思います。
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします。
ヤマト
いよいよ大手銀行の決算です。(*^^*)
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