12/3 米国株式市場
S&P500 6,049 +0.045%
ナスダック総合 19,480 +0.39%
ダウ 44,703 -0.17%
12月3日火曜日、小型株を代表するラッセル2000指数は2,416ポイントと0.7%の下落を記録し、10日移動平均線でのサポートを試している状況でした。
一方、ダウ平均株価は0.2%下落、S&P500指数は0.1%弱の上昇と市場全体の動きは静かなものでした。
しかし、ナスダック総合指数は0.4%の上昇を見せ、市場最高値を更新。
小型株の停滞が目立つ中でも、一部の成長株は堅調な動きを続けており、これは成長株への投資家の注目が引き続き高いことを示しています。
S&P500 ヒートマップ
メタ(META)は3.51%上昇し、602.95ドルの買いポイントを突破し、新たなフラットベースを形成しました。
同社の株価上昇は出来高の増加を伴い、リーダー株としての地位を再び強固なものにしています。
ナスダック市場ではパランティア (PLTR) が堅調に推移しており、成長株全体が再び市場をリードしている状況です。
為替・コモディティー
ドル円 149.62 +0.02%
BTC/JPY 14,370,376 +0.03%
金先物 2,664.90 +0.24%
ドル円が一時148円台を記録しました。
日銀による12月の利上げ観測が高まっているようですね。
韓国大統領が「非常戒厳を宣布する」と談話を発表したのも、円買いにつながった要因でしょう。
同じ東アジアで情勢が安定している日本に資産を移した形ですね。
10年債券利回り
アメリカ 10年債券利回り 4.233 +0.24%
米10年国債利回りは穏やかに上昇し、2ベーシスポイント近く上昇して4.2%を超えた数値となっています。
VIX・プットコールレシオ
VIX 13.3
プットコールレシオ 0.68
プットコールレシオは0.68を示しており、依然として市場は強い買いを示しています。
市場の動き
バークシャー・ハサウェイの2024年第3四半期ポートフォリオ動向と投資戦略
2024年第3四半期、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは、保有株式の大幅な調整を行いました。
以下に主な変化や戦略を解説します。
1. アップル(AAPL)の株式削減
バークシャーは長年にわたり、アップルをポートフォリオの柱として位置付けてきましたが、2024年第3四半期に同社株を25%減少させました。
これにより、保有株数は1億株減少し、約3億株となりました。
それでもなお、アップルはバークシャーのポートフォリオにおいて時価総額で圧倒的な割合を占めています。
9月末時点で、アップル株の評価額は699億ドルにも上ります。
2. 新規購入銘柄:ドミノ・ピザ(DPZ)とプール・コープ(POOL)
バークシャーは今回、新たにドミノ・ピザとプール・コープの株式を購入しました。
これらの企業はそれぞれピザ業界とプール関連製品で市場をリードしています。
これにより、同社が消費者志向の企業にさらに注目していることが伺えます。
3. バンク・オブ・アメリカ(BAC)の売却
バンク・オブ・アメリカはバークシャーの長年の主要銘柄でしたが、2024年第3四半期に部分的に売却が行われました。
さらに、第4四半期でも売却が続いている模様です。
4. その他の調整
- 増加: ハイコ(HEIA)の保有株を増やしました。
- 撤退: フロア&デコア(FND)およびアルタ・ビューティ(ULTA)の株式を売却しました。特にアルタ・ビューティについては、1四半期の保有にとどまりました。
- 増加: 10月にはシリウスXM(SIRI)の株を追加購入しています。
バークシャーの上位保有銘柄(2024年12月時点)
以下は、バークシャーのポートフォリオにおける株式数上位銘柄です(whalewisdom.com調べ)。
銘柄 | 保有株数 | 主な特徴 |
---|---|---|
バンク・オブ・アメリカ(BAC) | 7億6630万株 | 金融業界のリーダー。 |
コカ・コーラ(KO) | 4億株 | 配当成長株の代表格。 |
クラフト・ハインツ(KHC) | 3億2560万株 | 食品業界の大手。 |
アップル(AAPL) | 3億株 | 時価総額で最大のポートフォリオ比率。 |
オクシデンタル(OXY) | 2億5530万株 | エネルギーセクターの注目株。 |
バークシャー・ハサウェイの投資哲学
バークシャーの投資戦略は、「バイ・アンド・ホールド(長期保有)」の理念を基本としています。
一方で、近年は銘柄の入れ替えが以前より頻繁になっています。
2020年以降、多くの金融株、医薬品株、航空株を短期間で売却する傾向が見られました。
長期保有の代表例
- コカ・コーラ(KO): 1988年から保有。
- アメリカン・エキスプレス(AXP): 2001年から保有。
- アップル(AAPL): 2016年から保有。
アップルは、バークシャーの総資産の26%を占めており、依然として中核的な位置付けです。
まとめ
引き続き、大型テック株の強さが目につきます。
「もうはまだなり、まだはもうなり」
の格言が示すよに、相場の天井は誰にも読めません。
僕は素直に流れに沿って、上昇相場に身を任せます。
個人的に気になるは、バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェットのアップル株に対する怒涛の売りです。
ウォーレン・バフェットは超長期の時間軸をもっているそうなので、常人には計り知れない未来が見えているのかもしれません。
ハンターハンターのネテロ会長のように精神はすでに植物の域なのかも、、
みなさんも、自分の頭で考え、自分の判断で売り買いしてくださいね(*^^*)
投資は自己責任でお願いします <(_ _)>
最後まで読んでくれてありがとうございます。
投資は握力命。
最後まで、推しを推し続けましょう(*^^*)
僕の推しはVTIです。